なるべく話さない!
一昨日と今日、同僚がファシリテーションする
企業の研修のサポートに行きました。
そこで、改めて感じたこと・・・
ファシリテーターは
「なるべく話さない!」
全く話さないわけではなく、『なるべく』と言うのがミソ。
いくらファシリテーターが「自分は参加者と同じ目線です!」
と言っても、ファシリテーションを知らない参加者からすれば、
ファシリテーターも講師も何ら変わりがありません。
チームができていない(いわゆる『グループ』)時に、ファシリテーターが
言葉を発すると、参加者は講師の先生の話を聞かなければと思い、
ファシリテーターの声は、どの参加者の声よりも『大きく』なります。
そうなってしまうと、参加者は『考えるモード』から
『インプットモード』に変わってしまいます。
「ファシリテーターだから、参加者をインプットモードにしてはいけない!」
と言うのではありません。時には、インプットする必要もあります。
しかし、参加者自身で考えて、気づき、学んでもらうためには
ファシリテーターは
「なるべく話さない」
と言うのが、大事になってくると感じました。
これは、企業の研修だけではなく、学校のクラスでも
言えることなのではないでしょうか?
みなさんは、どう思います?
くに