Information と Knowledge
日曜日に、無事ジャカルタから帰ってきました!
いろいろジャカルタで学んできたので、少しずつ皆さんに
シェアしていきたいと思います!
第1回目の今日は、「Information(情報)とKnowledge(知識)」について。
「CX719」
この文字列は何だと思いますか?
ほとんどの人にとっては、ただの文字列(データ)だと思います。
この文字列は、僕がジャカルタに行くまではInformationでした。
でも、今の僕にはKnowledgeなんです。
この文字列は何かと言うと、僕が乗った飛行機の便名です。
CX719に関する僕のKnowledgeは、
キャセイパシフィック航空のボーイング777の
ジャカルタ⇔香港間を飛んでいる飛行機で、機体の色は白。
キャビンアテンダントの中には、ロングのスカートをはいている人もいる。
残念ながら、機内食はあんまりおいしくない。
これらのことは、旅行会社からもらったチケットではわかりません。
この飛行機に乗ってみて初めて、「CX719はこういう飛行機である。」と言う
Knowledgeになりました。
体験はInformationをKnowledgeに変えるパワフルなツールですが、
体験をしていなくても、InformationはKnowledgeに変わります。
それは、どうしたらよいかと言うと、皆さんがこのInformationを
受け取り、認め、受理することによって、InformationがKnowledgeになります。
僕が皆さんに「CX719はこういうものだ!」と、一方的に、無理やり伝えても、
皆さんが認めて、受理してくれない限り、Knowledgeにはならないということです。
体験を伴わないで、InformaitonをKnowledgeにしてもらうには、
きっと僕と皆さんの信頼関係も必要なのかなと、思います。
話は、体験を通してのKnowledgeに戻りますが、
チームビルディングにしろ、学校の授業にしろ、自ら体験するというのは、
とてもパワフルで、Knowledgeになりやすいと思います。
たとえば、「協力する」という言葉。
「Being」を書いてもらうと、必ずと言ってもいいほど出てくる言葉。
小学校中学年、もしくは低学年でも出てくる言葉です。
でも、言葉だけ知っていても「協力するってどういうこと?」と聞くと、
すぐには答えられない人は少なくないのではないでしょうか。
そういう人にとって、「協力する」と言う言葉は、Knowledgeではなく、
ただのInformationであると思います。
このInformationを様々なアクティビティを通してKnowledgeにしていくのが、
アドベンチャーラーニングで、学校ではクラスファシリテーションなんだと
思います。
皆さんはどう思います?
Kuni