通気性の良い靴の弱点!

今日は留学してた頃の思い出話。


アシスタントファシリテーターとしてプログラムに参加した日のことでした。
この日は真夏で、かなり温度が高くかなり汗をかき、頭から水をかぶって
プログラムを行っていました!


その日履いていた靴は、ウォールマート(ディスカウントショップ)で
20ドル(およそ2,000円)で買った運動靴でした。


丸1日のプログラムを無事に終え、家に帰って靴を脱いで見ると・・・


真っ白にふやけた足と遭遇!(長い時間お風呂に入っていたような感じ!)
この靴、安物で重くて通気性が悪いことが判明!この靴を履いたままプログラムを
やっていると、将来的に足の病気(水虫さん)になりかねない!


これは危険だ!と思い、通気性の良い靴を探しました!


家から車で30分ほどにある、アウトレットモールの靴屋さんに行くと
Columbiaの素敵な靴を発見!値段もお手ごろでした!


その靴はどんな靴かと言うと、周りはメッシュで覆われていて
通気性100点満点!と言う感じ。重さも軽いし、通気性もあり
値段もお手ごろ価格で申し分なし!即決でこの靴を買いました!


早速、次のプログラムからその靴を履いて活動すると、
やはりメッシュはすごい!全然蒸れなく、かなり快適でした!


しかし、この靴には弱点が一つありました!
その弱点は・・・


朝露の芝に弱い!


と言うこと。


ある日の朝のことでした、プログラムをやるロープスコースまでは
朝露で濡れた広大な芝生の中を歩いていかなければなりませんでした。


いつもっどおり、普通に歩いていると、足の裏が



ジワ〜〜〜
っと、濡れてきました。


何でだ!?と思ってソールを見てみると


小さな三角形の穴が・・・


もしやと思い、中敷を見てみると、そこにも三角形の穴が。。。


そうです!この靴、通気性重視でソールにも穴が開いていて
足の裏からも湿気が出るようになってたんです!


この靴の弱点は、足の裏から水が浸入してくるんです!
通気性は良いけれど、朝露に弱い靴のお話でした!


みなさんは、どんな靴を持ってますか?

くに

3年生+保護者のチームビルディング

先日、仲間の先生の学校でプログラムを行ってきました!


対象者は、小学校3年生+保護者(合計150名程度)
最初の45分は3年生と保護者とごちゃ混ぜで!


やったこと。
・3つの約束(積極的に、楽しむ、心と体の安全)
・キャッチ
・ジャンケンチャンピョン
・カテゴリー


保護者の方々も子ども達と一緒にワイワイ騒ぎながら活動しているのが
とても印象的でした!


次の45分は、子ども達は先に帰って、保護者のみでの懇談会。
懇談会と言っても、体育館で「対話」を中心に行いました。


やったこと
・数集まり
・Good and New
・プチ自慢
・自分の子ども達にどんな3年生になって欲しい?
・そうなるためには、保護者として「できること」「やりたいことは?」


最初の数集まり、Good and New、プチ自慢はワイワイやっていたのですが、
「自分の子ども達にどんな3年生になって欲しい?」「保護者として『やりたいこと』
『できること』」を話してもらったときは、しっとりと、そして真剣に
お話をしていました。


せっかく大事な話をしているので、各グループ1枚紙を渡して
話されていることを紙に書いてもらいました。


その中では、「もっと子どもの話を聞く。」「保護者がもっと関わる」など
とてもポジティブな意見がたくさん出てきました。

もし、これが会議室でロの字型になっていたり、教室で司会が前に立って
「何か意見ありませんか?」と言っても、誰も話さなかったり、
「声が大きい人だけ発言する」ということになっていたでしょう。


今回、懇談会で何かを決めたり、先生やPTA会長から連絡事項だけ
伝える場ではなく、「教師と保護者で、一緒に子どもを支えていきましょう!」という
メッセージが伝わったように感じました!


これから、継続的に「保護者同士」「保護者と先生方」の対話の
サポートをしていきたいと思っています!

くに

出版記念!「クラスファシリテーション」勉強会のお知らせ

みなさん


こんばんは。Kuniです!
先日、今執筆中の本の初校の朱入れが終わり、原稿を編集部に提出しました!
本の表紙も少しずつ改良され、だんだんと良い表紙になってきました。


その書籍のタイトルは、


学級が変わる!授業が変わる!
「クラスファシリテーション」入門


出版の日はまだ正式には決まっていないのですが、8月中には何とか出したいと
編集者の方と話しているので、なんとか夏休み中には皆さんの手にお届けすることができると思います!


本の内容は、「クラスファシリテーション」の基礎となっている部分と
授業や行事を学級経営に活かした実践などが書いてあります!


さて、正式な出版の日が決まってはいませんが、
8月1日に『出版記念イベント』を開催します!(見切り発車だなんて、言わないでね。。。)


その名も、


出版記念
「クラスファシリテーション」勉強会

【詳細】
 日時:2010年8月1日(日) 14:00〜17:00 ※13:45開場
 会場:アカデミー茗台(東京都文京区春日2-9-5)
          東京メトロ 丸ノ内線茗荷谷駅」より徒歩10分
 受講料:3,000円(税込)
 定員:30名(最少開催人数10名)


クラスづくりで実際に行われた活動など、様々なアクティビティを体験してもらい、
その後参加者同士で『対話』をして、みんなで「クラスファシリテーション」成功のポイントを
発見していきます。


もちろん、途中途中で「クラスファシリテーション」の基礎の部分を僕が解説します!


みんなで体験し、みんなで『対話』をして、みんなで学びましょう!!


お申し込みは↓をクリックしてください!
している株式会社|オープンセミナー



チラシを知り合いの方に紹介してもらえるとうれしいです!!
「クラスファシリテーション」勉強会チラシ.pdf 直
↑クリックするとチラシがダウンロードできます!


お友達や同僚を誘って、ぜひ参加してください!
8月1日にみなさんにお会いするの楽しみにしてます!


よろしくお願いします!


Kuni

うれしかったこと。

みなさん!


おひさしぶりです!Kuniです。
最近ブログの更新が少ないので、みなさんからおしかりを受け…
書こうと思って、書いていない日々が約1カ月続きました。


すみません…


さて、本題に入りますね。


先日、僕が職員研修で定期的に関わっている高校の1年生のクラスの
授業を見学させてもらいました。


4月の初めに、オリエンテーションとして、クラスメイトを知る活動を
2時間ほどファシリテートさせてもらったクラスです。


その子たちに会うのは、それ以来なので約3カ月ぶりの再会でした。


クラスの様子を見た率直に「お世辞にも、静かなクラスとは言えないけど、
みんな素直な子たちで、先生との信頼関係ができてきている。」と感じました。


そんな中、教室の後ろで立って授業を見ていると、一人の生徒が
僕のところにやってきて、「座ってください。」と椅子を持ってきてくれました。


僕は、とてもうれしかったので、その授業を担当している先生に
メールで「授業中、すごくうれしいことがあったんです!」と伝えたところ、
その先生もうれしくなり、その生徒の担任の先生や、その生徒に関わっている先生に
僕のメールを転送したそうです。


メールをもらった先生方は、その生徒に「Kuniからメールもらってうれしかったよ!
いいことしたね!」と伝えたそうです。自分の気持ちをその生徒に伝えた先生方は
話し合って、「伝えよう!」と決めて伝えたのではなく、「他の先生が伝えている」のを
知らないで、その生徒に「伝えたい!」と思って、各々が伝えたそうです。


1日に、立て続けに3人もの先生にプラスの声かけをもらった生徒は、
「そんな風に言ってもらえるの初めて!」ととても喜んでいたそうです。
また、周りの生徒も幸せな雰囲気に包まれたそうです。


やっぱり、「ポジティブ」に「プラス」に生徒に関わるってすごく大事ですね。


また、「見た目」や「表面的な言動」にとらわれずに、生徒の本当の部分に
焦点を当てると、きっと良いところがたくさん見えてくると思いました。


またその生徒に会うのがとても楽しみになりました!!


なんか、まとまりのない文章ですが、みんなにちょっとだけ
シェアしたかったので書いてみました。


みんなは、どうおもう?

くに

学校訪問

先週の金曜日にKAIの学校の学校公開に行ってきました!

2時間目が始まる時間につき、まずはギョのクラスを見てきました!
先生をやっているギョを見るのは初めて、しかもスーツを着ていたので
すっごく新鮮でした!ギョへのフィードバックは今度あったときに直接したいと思います。


2時間目が終わる頃に、KAIのクラスに行きました。
KAIのクラスは1〜2時間目は理科だったので、理科室の場所がわからず
見学をあきらめて、校舎内をうろうろしていると、コンピュータールームに
見たことある、厳つい先生を発見!KAIです!


理科の時間なのコンピュータールームにいるのを不思議に思いながら、
「『理科の実験』などをPCで検索してるのかな?」と思い、
PCの画面を見ると、「天気にまつわることわざ」をみんなで探していました!


国語と理科のコラボレーションです!確かに、「理科は理科だけ」「国語は国語だけ」と
捉われてしまうと、授業に広がりがもてないし、学びも広がりません。


「理科の時間なのに、国語も一緒に学ぶ!」一つの教材を多教科にわたって学ぶのって
すごく大事で、すごく学びになると思いました。


3時間目は、音楽の専任の先生の授業を見学させてもらいました!


そこで思ったこと。


「この先生は声が通る。ってか、大きいけど聞きやすい。
でも、怒鳴ったり叫んだりしているわけではない。」


普通の先生も「発声練習」をする必要があると感じました!
子ども達がワイワイ騒いでいる中でも、その先生の声は聞こえるんです!
でも、叫んでいるんじゃないんです。体全体から声が出ている感じなんです!


発声練習をするだけで、結構な先生は喉を壊さないですむと思います!


5時間目は、セーフティー教室でした!
子ども達と一緒にセーフティーに関するビデオや先生方の寸劇を見ました!
KAIの演技は格別でした!


また明日KAIの学校にお邪魔します!
今度は、新任の先生の学級の学級目標を作るためのアクティビティを
KAIと新任の担任の先生と一緒にやってきます!


たのしみだぁ!


くに

大変・・・

「大変」と言っても、「僕が今窮地に立たされている!」と言う話ではありません。


「大変」って、「大きく変わる」と書きます。
(本来の語源は知りませんが・・・)


いろいろな先生と職員室のチームビルディングのお話をすると、
「職員室を変えるのは大変だよ。」という言葉を耳にします。


「今のままではダメだ!」と感じながらも、『大変だから』という
理由で、あきらめてしまっている先生も少なくと思います。


確かに、職員室を変えるのは『大変』なことです。
しかし、今の現状を打破し、大きく変わらないといけない時代になってきました。
「大変だから」といってあきらめていたら、何も変わりません。
「大きく変わる」のだから、大変なのは当たり前です。


「大変」なことに取り組んで、職員室や学校を変えようとしている先生がいます。
学校や職員室が「大きく変わる」ために、「大変」なことに取り組んでいる
先生方のサポート、お手伝いをしていきたいと思っています!


『大変だ!』と思ったら、この言葉を思い浮かべてください。


「大変」は「大きく変わる」ために必要なこと!


その『大変』を乗り越えたら、大きく変わった自分達に会えると思います!


みなさんは、どう思う?


くに

ヒデさん学級の6時間目

さて、昨日の宣言通り、今日はヒデさん学級の6時間目の授業について
書こうと思います。


昨日のブログを読んでいない人は、まずは昨日のブログを読んでください。
http://d.hatena.ne.jp/Kuni-92/20100510#c ←クリック


先週の金曜日は1日中ヒデさんの学級を見学していました。


2時間目の授業では、ワールドカフェ風に1か月の振り返りと
これからの自分たちの行動について話し合いをしました。
話し合いの後に、各自が振り返り用紙に、1時間の振り返りをしました。


空き時間に、ヒデさんと振り返り用紙を見ていると、
「下の名前で呼び合えるようになりたい!」というものがありました。
それを見て、僕は「呼ばれたい名前を宣言して、覚える活動をしたら、
いいかもしれませんね。」なんて話をしていました。


時間は飛んで、6時間目!


6時間目の授業が始まる寸前、ヒデさんは何か考え事をしている様子でした。


6時間目の授業が始まると、子ども達に「机を端に寄せて、椅子を持って
教室の真ん中に円になって座ってください。」と伝えました。
その時間は「社会」と聞いていたので、「どんな社会をするのかな?」と
ドキドキわくわくしていました。


すると、ヒデさんは「2時間目の振り返りで、『男女の壁をなくしたい』とか
『下の名前で呼びたい』などがあったので、この時間は『自分の呼ばれたい名前』を
決めてもらいたいと思います。」と子ども達に伝えました。


子どもたちは、「え〜、どうしよう。」「恥ずかしいよ!」など口々に言っていました。


3分ほど「呼ばれたい名前」を考える時間を取り、その後トーキングスティック代わりの
ボールを円の中心に置き、言える人から自分の呼ばれたい名前を宣言してもらいました。


最初の子は、恥ずかしそうにしながらも「呼ばれたい名前」を教えてくれました。
呼ばれたい名前を言った人は、ボールを他の人に渡し、
ボールを渡された人が自分の「呼ばれたい名前」を言いました。


全員が自分の呼ばれたい名前を言う間の様子ですが、
すべてを書くと長くなるので、僕が気になったところを箇条書きで。


・男子は男子にしかボールを回さない。
・「○○星人」など、その場限りで笑いがとれるような名前を言う子。
・「なんでもいい。」と思い、自分で決めようとしない子。
・ボールが回ってくるのを拒否する子。
・悪ふざけをする子。


こんな時、皆さんはどうしますか?


僕は、この様子を見ていると、とても悲しい気分になっていきました。
一番悲しくなった要因は、「真剣に『呼ばれたい名前』を考えていない」というところ。


ヒデさんが「男女の壁をなくしたい!」「下の名前で呼び合えるようになりたい」という
気持ちを大切にしようと思って、「呼ばれたい名前」で呼び合えるようになれば
学級目標に向かっていけると思って、この時間を設定したのに、
子ども達にはそれが伝わっていなかったのが、とても悲しくなりました。


一通り自分たちの呼ばれたい名前を宣言した後、ヒデさんはお互いの名前を
覚えるアクティビティを行おうとしました。


しかし、「僕はこのタイミングを逃したらきっと後悔する。」
「せっかくのTeachable Momentを不意にしたら、きっとこの子たちのためにならない。」
と思い、心の中でヒデさんに「ごめんなさい!中断させます!」と言いながら、
子ども達に話をさせてもらいました。




僕が子どもたちに話したこと…


「次のアクティビティをする前に、もう一度真剣に『呼ばれたい名前』を
考えてほしい。『この場限りの呼ばれたい名前』ではなく、これから一生
呼ばれる名前だと思って、決めてほしい。20歳になった時の同窓会でも
呼ばれる名前だよ。本当に今のままでいい?僕はみんなが真剣に『呼ばれたい名前』を
考えているようには感じられなくて、とても嫌な気持ちになったんだ。」


「なんで、ヒデさん(子どもたちにもこう呼ぶように宣言したんですよ)が
この時間を設けたと思う?2時間目の振り返りで『男女の壁をなくしたい』とか
『下の名前で呼びたい』という声があったからだよ。
本当に今のままで『男女の壁』がなくなるのだろうか?」


「僕の今の気持ちを聞いて、呼ばれたい名前を変えたい人は、
ぜひもう一度真剣に考えてみてください。」


一字一句このまま言ったわけではないですが、僕が感じたこと、
みんなにお願いしたいことを伝えました。ここで大事にしたのが、
「だからダメなんだよ!」と評価するのではなく、僕の気持を
素直に伝えたというところ。




すると、再度シンキングタイムを取ると、「なんでもいいです。」と
言っていた女の子は、友達のところに行き相談し始めました。
その子だけでなく、各所で集まって相談が始まりました。


また、「○○星人」と言っていた子の一人は、僕のところに来て
「どうしても『○○星人』がいいの!」と伝えてくれました。
真剣に考えたうえで、「これがいい!」と伝えてくれたので、
「それじゃ、僕もそう呼ぶようにするね!」と伝えました。


再度、「呼ばれたい名前」を宣言してもらったのですが、
子ども達の雰囲気がガラっと変わり、今度は真剣モードで、
多くの子が呼ばれたい名前を変えていました。


「なんでもいいです。」と言っていた子ども達も、
自分自身で「○○」と呼んでください!と宣言していました。


長くなりましたが以上が、6時間目に起きたことです!
ヒデさん、こんな感じで間違いないですよね?


うれしかったこと。
・僕が真剣に伝えたことを、子ども達は真剣に受け止めてくれた。
・「どうしても『○○星人』と呼ばれたいんです。」と伝えに来てくれたこと。
・照れくさそうにしながらも、呼ばれたい名前を呼び始めたこと。
・宣言するだけじゃ覚えれないから、座席表の名前の下にみんなの
 呼ばれたい名前を書きこみ、人数分コピーしてくれたこと。
・もらった座席表を、自分の机に張り付けて、いつでも見れるようにしている
 子ども達がいたこと。
・真剣に関わろうとし始めたこと。


最初は照れくさいし、慣れないかもしれないけれど、
自分の呼ばれたい名前で呼ばれるってうれしいですよね!


ヒデさん、月曜日の午前中はどんな感じでしたか?


みなさんの呼ばれたい名前はなんですか?


Kuni